ビットコインは日々のトランザクションに使われるべきであり、「保全資産」ではありません=ビットコイン・アソシエーション創始者 by フォックス・ビジネス/ Bitcoin should be used for daily transactions, not as reserve asset: Bitcoin Association founder
ステュアート・ヴァーニー: (番組スタッフへ)ビットコインを出してください。(チャート)直近、上昇を続けていて今朝方、再び2万ドル付近を付けています。
ジミー・ホウェンの登場です。こちらはビットコイン・アソシエーション創始者です。番組へようこそ。お目にかかれて嬉しく思います。
ジミー・ウィン: サンキュー、ドバイからこんにちは。
ステュアート・ヴァーニー: ええ、ではドバイへこんにちは。
教えてください。ビットコインは通貨でしょうか、それとも金のような価値の保存先でしょうか。その両方という見方もあるかもしれませんが、あなたは「通貨」とおっしゃりたいのではないでしょうか。いかがでしょう。
ジミー・ウィン: ビットコインは「ピアツーピア電子キャッシュシステム」となることを目指して誕生しました。それは有名なサトシ・ナカモトの論文「ビットコイン」の題名に記されています。
世界中の人々の日常生活の中で、ビジネス及び消費者によって使用されることを目的にしています。高い拡張性と高速トランザクション、そして極めて小さな手数料に支えられた実用の中でこそ、その真価が生まれます。
残念ながら、こうしたことはビットコイン(BTC)では実現していません。それとは逆に、新たに「価値の保存」といったナレーションを発信していて、それが直近の価格上昇の要因となっています。
ステュアート・ヴァーニー: しかし、最近では実際に何かを購入できるなど、共用が始まっていて、通貨として利用できるのではないでしょうか。
ジミー・ウィン: いいえ、私はそれとは異なる考えでいます。
現在でも、ビットコインが何かの支払いに使用されるのは極めて稀です。ペイパルが一つのオプションとして加えましたが、利用者がビットコインを所有して使用できるわけではなく、「法定通貨と交換可」ということに留まります。
ビットコインネットワークは拡張性に乏しいことから、速度は遅く、トランザクション手数料も高額です。
本日の平均手数料を確認しましたが、一トランザクション当り「7米ドル」を超えています。これでは食品やコーヒー、ガソリンの支払いといった日常生活の中では使用できません。
論文「ビットコイン」では、オンライン商利用の支払いにおいて、より効率的なソリューションになると描写されています。そこにはランダムな小さな支払いも含まれます。
しかし、そうしたことはビットコインでは起こっておらず、マイクロストラテジーやスクエアといった上場企業が買い上げ、大規模に「保全コイン」として取り上げ、ただ「停めておく」だけで価値が上がることを望んでいます。
実際に日常的なビジネスや消費生活に使用しているわけではありません。
ステュアート・ヴァーニー: それで、あなた方はその逆を行きたいと――、日常的に使用したいということですね。
ジミー、私もそれを見たいものです。
ジミー・ウィン: ええ、まさに。(それは)ビー・・・
ステュアート・ヴァーニー: 本日はご出演頂きありがとうございます。
ジミー・ウィン: お呼び頂きありがとうございます。
ステュアート・ヴァーニー: では、また近いうちにお目にかかります。約束します。
ありがとうございました。
訳:BSVJ - In alliance with TopupSV
あとがき: 日頃、注釈なくしてBTCをビットコインと呼ぶことないジミーですが、同ビデオではBTCをビットコインと言っていることに違和感を覚えます。我々の臆測の範囲で恐縮ですが、そうしたとについて事前に打合せがあったのではという印象です。仮にそうであれば、メジャーなテレビ番組で、BSVをビットコインと発することを避ける何らかの理由がありながらも、敢えてジミーの出演を放映したことになります。メディアは「どの局よりも先に」を重んじる傾向があることなどから、この先の「準備」と捉えることができるのではないかと察するところです。ビットコインSVジャパンは主観の発信を極力避けていますが、インタビュー終盤、ジミーの「ビー(エスヴィ)」と続く部分を遮っていることもあり、英語が苦手な方へも正確にお伝えするために、敢えてこちらを述べさせて頂きました。恐縮です。
Bitcoin should be used for daily transactions, not asreserve asset: Bitcoin Association founder