カンブリアンSVブートキャンプ
リスボンDAY2 by チャールズ・ミラー
CambrianSV Lisbon Day 2 with Charles Miller, CoinGeek
訳:BSVJ
ミラー氏: カンブリアンSVブートキャンプ、リスボンへようこそ。
本日は非常に技術的な一日となり、氏と参加者との間で激しいテクニカルなやり取りが展開されました。私にはとても追いつくことができませんでしたが、nチェーンのスティーヴ・シャダーズ氏に感謝いたします。
そして午後、ちょっとしたサプライズがありました。誰も期待していなかったとても特別なゲストの突然の参加です。最後までご覧ください。
直近のジェネスス・アップグレードの監督を終えた現在、スティーヴ・シャダースはビットコインの更なる可能性、使途構築に向け、開発者のサポート役として活動を開始しています。
シャダーズ氏: データストレージとデータ操作を伴うユースケース。それが昨年、真に開放されたものです。
ジェネシスによってビットコインの機能的な利用が始まります。それは主に、ビットコインスクリプトの復元で扱いやすさが向上し、開発者は実際にビットコインのプログラミングを始めることができるようになったためです。
ビットコインのデータストレージとしての機能も利用可能です。
ミラー氏: 開発者にとって、ここからはエコシステムのさまざまな側面で、そこに特化した新しいタイプの専門職があるとあなたは示唆しています。
シャダーズ氏: ええ、まさに。ビットコインは壮大なトピックであり、専門家を必要としています。
多方面で長けた方でも構いません。多くの専門家はそうしたことから始めています。ただ、ここから始まるものはまったく新しい役割です。
ビットコインスクリプトの解放は、専門家としての「ビットコイン・スクリプト・エンジニア」の始まりを意味します。これまではネットワーク上でしか使用できず、さほど大きな意味はありませんでしたが、ここからはそうした役割が活動を始めるわけです。
ミラー氏: 新規のビットコイン企業で有用な職を得るために、特にコーディング技術が要求されるわけではないようですが。
シャダーズ氏: ビットコインのさまざまな専門的役割を見るとき、「技術」に限定することなくあらゆる分野にいてビジネス面でも見ていくことが重要だと考えています。多くの開発者にとり、技術とビジネスをうまくリンクさせることが課題になっています。
一般に、多くのエンジニアにとってビジネストークは苦手な分野であり、逆に多くのビジネスマンにとって技術的なやり取りは苦手な分野です。
中には両方こなす人もいますが、必ずしも一方の分野に精通しているわけではなく、両者の橋渡し役としては機能しますが、今年はもっとエンジニアとビジネスが互いに出会うことのできる場を必要としています。
ミラー氏: 午後はシンプル・ペイメント・ベリフィケーション(SPV)について話すパネルディスカッションでした。
そしてちょうどその時、会場の外にミステリアスな人影の存在が。
サプライズなゲストパネルはクレイグ・ライト博士でした。彼の登壇は主催者が秘密裏に計画していて、会場の参加者からは驚きをもって歓迎されました。
クレイグは時間を無駄にすることなく、席に着くなり直ぐに話し始めました。
ライト博士: 事実上、SPVは入力されたトランザクションが本物であることを迅速に確認できるシンプルな方法です。
これまで、映画のような知的財産は全てそうですが、コピーされてしまうという課題があり、価値の分配ができませんでした。
私が創ったビットコインでは、レジスターを使い、コピーをすれば値がなくなるトークンを使用することができます。転送、登録されたもののみが有用になるわけです。
ミラー氏: 明日はみなで外に出て、ポルトガルの偉大な探検家の記念碑を見に行きます。
ビットコインテクノロジーの極限へと向かう「探検家たち」へ、インスピレーションを与えてくれることでしょう。
訳:BSVJ