「自由」について/クレイグ・ライト博士|Expo Bitcoin International 2019 Highlights

お金は情報である。そしてアダム・スミスによれば、お金は「富」ではないと。

ビットコインはデジタル・ゴールドでもなければ、投機資産でもない。私が創ったものはピア・ツー・ピア・デジタル・キャッシュである。

お金は使用されなければならない。当然、ただ使えばいいというものでもない。富を創造するのだ。それが最も重要なことだ。

同エクスポでライト博士は、コロンビアの漁師や農家が、天候等の理由で安定的な収穫を得られず、さらには米企業を始めとする世界中の大企業に生産の多くが吸い上げられ、なかなか富が蓄積できない現状を例に挙げ、そうした環境を変えなくてはならないと熱弁しています。

それらはビットコイン上で、トークンナイズドを活用した先物ヘッジや、バイヤーと直接取引することなどで、ファーマーとその家族は安定的な収益を得ることができる。

彼らの家族と子供達へ十分な教育の機会をもたらし、コロンビアと南米各国の発展を加速させることができるはずである。

この地(南米)とその人々は、あまりにも長く押さえつけられてきた。

ビットコインがもたらす情報は、身分を明かすことなく、汚職現場とその証拠を公表することができる。汚職まみれの各国政府には、汚職以外に何も残らない。こうした環境を変えなければならない。

人と人が直接つながることのできるアイディア、それらの人々が直接取引可能なアイディアを構想すべきだ。それはビットコイン(SV)上で実現可能である。

誰からのお貰いで生活しなければならに人々に尊厳はない。みなが、どう尊厳を取り戻せるかよく考えるべきだ。誰かを貧しくすることで自らが裕福になることなど、私には到底考えられない。

人々が生き生きと活動できる社会の構築を目指すべきだ。それこそが、私にとっての真の自由なのだ。

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