亀田勇人=ツバイ・スペース
コインギーク・トロント
私のキャリアはインターネット分野で20年になりますが、今日は不動産について話したいと思います。
ツバイ・コインはビットコイン上で展開する「不動産トークン」です。
日本は地震国です。専門家は、大きな地震が東京に直撃する確率は100%であると伝えています。そして14兆㌦規模の被害を警告しています。それはアマゾン社時価総額の14倍に相当します。
私の友人が最大のゼネコンで役員を務めています。元文科大臣の息子です。私は、彼からこのこと(上記)を聞かされ、何かできることがあるはずだと感じました。
米西海岸の不動産は、想定される被害へは既に保険がかかっています。日本はまだなのです。
私は東京最大の大学へ向かい、書籍を読み漁りました。そしてオフィスに戻り、3時間で次の構想をまとめ、昨年特許を取得しました。
「高さ感知器」が建物の揺れを検知し、そのデータを都内各所に配信、そしてAI深層学習を通じて分析します。
そうしたデータを基に、我々のアプリでは20秒ほどで地震に対して最適な強度を持つ建物の形状を割り出します。
日本政府の地震センサーは地上にあります。それでは十分でありません。そこで我々は地下の環境をシミュレートします。それが地上レベルへどう伝わるかを反映します。それによって地上の建物がどう揺れるのかを割り出し調整します。
左図は物理的に検知された揺れです。中央の図はシミュレーションによるものです(03:50)。我々はこれらの相違点を比較し、深層学習にかけ、建物のクラック、ひび割れを割り出します。
こうして、被害ヵ所のデータを蓄積し、それによって揺れに対し、より強固な構造を持つ建物の設計に役立てます。
そこで、これらのデータを我々はチェーン上に刻みます。こうしたことも特許取得済みです。マルチ・シグ・キーを使用して情報を保護することで、オーナーと不動産業者だけが閲覧でき、むやみに賃借人に公開することで要らぬ憶測を呼ぶことを避けます。さらにこれは、重複売買のリスクを排除します。
現在世界では、「オンチェーン不動産登記」の実験段階にありますが、それだけでは何らソリューションを提供しません。それはある種のマーケティングに過ぎません。
我々のシステムでは、様々なデータ添付と共にチェーン上に刻まれるため、より正確な情報を実際の取引以前に提供することができます。そうしたプラットフォームを構築します。
我々は賃貸サイトも準備しています。現在、日本トップの月次トップ取得率※1を誇ります。賃貸物件データはハッシュ化され、我々のプライベート・チェーン上に保存されます。
(中略)以下、スライドを簡単に紹介(05:25
- 07:20)
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不動産登記証サイト
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建物周辺のカメラ画像を保存・閲覧するアイディア
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IoT端末と自動車、建物等の連携
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プライベート・トークン用のウェブ・ウォレット
現在、カナダ、オーストラリア、アジア、欧米諸国のグローバル・パートナーと商談が進行中です。
これらを我々のプライベート・チェーンだけでなく、SVチェーン上でも展開していくことを先週公表しました。我々はBSVを我々のパブリック・チェーンとして選択しました。
百万を超える物件情報をホストする我々の不動産ポータルサイトは、画像データだけでも1TBに及びます。BSV上でトークン化されたプラットフォームの構築を模索しています。
既に我々はウェブ・ウォレットを持っているので、自社チェーン上でも可能ですが、各自治体からお墨付きを得るため、我々にはパブリック・チェーンが必要です。
収支で浮いた部分は、日本円ですが、それらは銀行預金されます。そして一部は不動産の再投資へ回し、そこからえられる収益は5%またはそれ以上を見込んでいます。これらはまた銀行預金されます。
我々のユーザーはコインを消費しなければ、その分、お金が増える※2ことになります。それは年5%ほどです。
重要なのは、誰がその運用に携わるかということです。私はそれに相応しい人材を得ました。
我々のCRO、つまりチーフ・リアルエステート・オフィサーということになりますが、彼は過去3年間、不動産において2000パーセントのリターンを実現しています。恐らく東京で最強でしょう。
我々には1兆ドル以上の価値を持つ資産があるので※3、彼なら軽く年率5%、恐らくそれ以上のリターンをたたき出すことでしょう。
ツバイ・コインは我々の不動産アプリ・トークンおよび権利※4です。そしてそれはビットコインSV上でトークン化されます。
可能性のある他の訳
※1 不動産または顧客獲得数
※2 価値が増す
※3 「我々は1兆ドル以上の価値を持つ多くの資産を扱うことができるので」
※4 配当権